トイトレを楽しく・ラクに!使ってよかった補助便座&ステップ

画像引用元:リッチェル公式ウェブショップ

息子が2歳になった頃、「そろそろおむつ卒業を考えようかな」と思い始めました。

でも、いざトイレトレーニング(通称トイトレ)を始めようと思っても、補助便座やステップには本当にたくさんの種類があり、「どれがいいんだろう?」「うちの子に合うのはどれ?」と迷いの連続でした。

私が大事にしたかったのは、「子どもが自分からやってみたいと思えること」と「ママである私もラクできること」。

トイトレは、ただでさえ親の声かけやサポートが必要なうえに、失敗もつきもの。

だからこそ、子どもも親もストレス少なく進められるアイテム選びがとっても大切でした。

この記事では、実際に我が家で試して「これはよかった!」と感じた、3つのアイテムをご紹介します。

補助便座・一体型ステップ・独立型ステップ、それぞれの使用感をリアルにお伝えするので、これからトイトレを始めるママたちの参考になれば嬉しいです。

トイトレの第一歩に選んだのは、安心感たっぷりの補助便座

補助便座

画像引用元:西松屋「抗菌補助便座」

私が最初に購入したのが補助便座でした。

グレーの落ち着いた色合いとシンプルなデザインながら、取っ手付き&背もたれありの安心設計で、補助便座初心者の私でも「これなら使いやすそう」と思い選びました。

実を言うと、最初は「いきなりトイレに座るのは嫌がるかもしれない」と不安でした。

でも、この便座は息子にとって“怖くない存在”に見えたようで、「これなに?」「ぼくもやってみたい!」とすんなり興味を持ってくれました。

座面のサイズがちょうどよく、おしりがズレにくい構造になっていたので安心。

取っ手があることで、息子自身がバランスをとりながら座れる点もよかったです。

親としては、毎回の“支える手間”が減ったのがとにかくラクでした。

背もたれもあるので、後ろに倒れる心配が少なく、見守るママの気持ちにも余裕ができました。

抗菌仕様という点も、衛生面が気になるトイトレ時期には安心材料。

掃除しやすく、軽くて扱いやすいので、毎日の使用にもストレスがありませんでした。

したいしたい欲が出た頃

一体型

画像引用元:TANBIN 「補助便座」

次に試したのが補助便座とステップが一体になったタイプで、トイレにセットするとまるで小さな階段がついた“マイおトイレ”のような見た目になります。

まず特筆すべきは、子どものテンションが一気に上がったこと!

本格的な見た目が「お兄ちゃんトイレだ!」という気持ちを引き出してくれて、息子も最初からかなり前向き。

最初の「座りたがらない問題」がまったくなかったのは、親としてとても助かりました。

それに加えて、ステップの高さが6段階で調整できる点もポイント。

成長に合わせて高さを微調整できるため、長く使える設計になっています。

さらに、踏み台部分にはしっかりと滑り止め加工がされていて、安全性もばっちり。

階段のようにステップを上る動作も安定していて、途中で足を滑らせる心配が少ないのは大きな安心材料です。

また、補助便座自体が大きめで背もたれもあり、座る姿勢が安定しやすいのも魅力。

まだ小柄な2歳児にとっては、この“しっかり支えてくれる感”が安心につながっているように感じました。

使い続けて見えてきた「ちょっと惜しい」点

見た目や安全性ではとても優秀なアイテムですが、使い続ける中で、設置・取り外しの手間が気になるようになりました。

便座にしっかり引っかけて固定する必要があるため、トイレのサイズや形によっては微調整が必要になります。

折りたたみ収納ができるとはいえ、「また明日も使うし…」と置きっぱなしになることも多く、トイレが狭く感じる原因になったのも事実です。

忙しい朝などは「これ邪魔かも」とイライラしてしまうことも…。

そしてもうひとつ、子どもの“じぶんで!”の気持ちに寄り添うにはやや不向きな構造かもしれません。

息子は自分で上るのが嬉しかったようですが、毎回親が設置しないと使えないため、自主的にトイレへ行くハードルは少し高くなってしまったように感じました。

「じぶんでできた!」を叶えたのはこの二段ステップ

ステップ

画像引用元:リッチェル 「トイレサポートステップ」

最終的に、我が家のトイトレをグンとラクにしてくれたのが、独立型のステップで、便座前に置いて、子どもが自分で上り下りできるタイプの二段ステップです。

とにかく軽い!そして丈夫!

デザインもシンプルで、トイレに置きっぱなしにしても邪魔にならず、必要に応じて洗面所に持って行って手洗いステップとしても活用できます。

息子にとってもこのステップは「自分の道具」になったようで、トイレに行きたい時は自分でステップを持って行き、「ママ、じぶんでいける!」とどんどん積極的に。

これが本当に助かりました。

親がいちいち誘導しなくても、「したいときに、したいようにできる」環境が整うと、トイトレってこんなにスムーズになるんだ!と感動したほどです。

ステップの足元には滑り止めもあり、段差の高さもちょうどよく、しっかりとした作りで安定感も抜群。

私のように「できるだけラクに、安全に、自立をうながしたい」と思うママにはピッタリだと思います。

まとめ:トイトレに正解はない!

我が家のトイトレを支えてくれたのは、「補助便座 」と「トイレサポートステップ」のコンビでした。

補助便座は、最初に「トイレって怖くない」と思ってもらうきっかけに。

ステップは、「じぶんでできた!」という達成感を支える相棒に。

そして、一体型の踏み台は、合わなかったとはいえ、子どもの反応や自宅トイレとの相性を知る大事な経験になりました。

トイトレに“正解”はありません。

子どもによって性格も違えば、タイミングも合う道具も違います。

しかし、子どもが安心してチャレンジできること、そしてママがラクに見守れること。

この2つの視点を持つだけで、トイトレはぐっとスムーズになると感じました。

大事なのは、無理しすぎないこと。

うまくいかない日もあるけど、それでも大丈夫。

子どももママも、それぞれのペースで少しずつ前に進めたらそれで充分。

道具の力を借りながら、笑顔でトイトレできる時間を、あなたとお子さんにも届けたいなと思います。

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