「ジブリパーク」とは
「ジブリパーク」は、愛知県長久手市の「愛•地球博記念公園」内に、2022年11月にオープンした公園施設。
誰もが知っている、スタジオジブリの世界観を忠実に表現した施設になっており、幅広い世代が楽しめるのが魅力です。
ジブリファンなら大興奮!「ジブリパーク」で贅沢な散歩を
親子で楽しめる工夫が!パーク内「5つのエリア」
ジブリパークは現在(2025年5月現在)、以下の5つのエリアで構成されています。
それぞれ異なる作品の世界観が表現されており、何度訪れても新しい発見があります。
「ジブリの大倉庫」
パーク内の中心となる屋内施設で、常設展示やショップ、カフェなどが集まっています。「千と千尋の神隠し」から、「借りぐらしのアリエッティ」など、様々な作品の世界を体験できる、まさにジブリの玉手箱です。
「青春の丘」
「耳をすませば」の「地球屋」や、「猫の恩返し」の「猫の事務所」が再現されています。
猫の事務所では、窓を覗いて「バロンだ!」と発見してわが子も嬉しそうにしていました。
どこか懐かしさを感じる風景が広がり、ノスタルジックな気分に浸ることができます。
「どんどこ森」
「となりのトトロ」に登場する「さつきとめいの家」が忠実に再現されています。
自然豊かな森の中で、トトロの世界を肌で感じられます。
「もののけの里」
名前の通り「もののけ姫」の世界観が広がるエリア。
タタラ場をモチーフにした建物や、作中に登場する神様のオブジェなどがあり、作品の世界に入りこんだような体験ができます。
ここのスポットでは、もののけ姫に出てくる巨大な猪神「乙事主(おっことぬし)」のオブジェの滑り台があり、小学生以下は楽しむことができますよ。
「もののけの里」近くのエリア外には「猫の恩返し」をモチーフにした小さな公園もあります。
「魔女の谷」
「魔女の宅急便」のキキの実家である「オキノ邸」や「グーチョキパン屋」、そして「ハウルの動く城」の「ハウルの城」など、魔女や魔法使いの作品をモチーフにした建物が集まるエリアです。
ここでは、有料ですが「メリーゴーランド」があり、魔女の宅急便の「ジジ」や「キキの箒」、もののけ姫の「山犬」、「ヤックル」に乗って楽しむことができます。
ヨーロッパの田舎町のような雰囲気で、SNS映えするスポットも満載です。
とにかく広大!1日では足りない
ジブリパークは、愛•地球博記念公園の広大な敷地内に点在しているため、全てをじっくり見て回ると1日では時間が足りないと感じるかもしれません。
得に「ジブリの大倉庫」は屋内施設ながら見どころが多く、ここだけでもかなりの時間を要します。
それぞれのエリア間の移動も考慮すると、効率よく回るためには、事前に訪れたいエリアや見たい場所を決めておくことをおすすめします。
小さなお子様連れでも安心!設備の紹介
ベビーカーが借りられる
ジブリパークは、ベビーカー貸し出しサービスがあります。広大な敷地内を歩き回ることを考えると、嬉しいサービスです。
貸し出し用ベビーカーは北口案内所、西口案内所・休憩所の3箇所で借りられます。
バリアフリーだから歩きやすい
段差が少なく通路も広々としているため、ストレスなく散策を楽しめます。
特に「どんどこ森」では、山頂まで少し距離がありますが、ベビーカーや車椅子を利用の方のためにスロープカーが優先的に利用できるようになっています。
これを使えば、快適に昇り降りできるので、小さなお子さん連れや足元に不安がある方も安心です。
授乳・おむつ替えスペースあり
授乳室は「ジブリの大倉庫」と「魔女の谷」、「北口案内所」にあり、調乳用のお湯も用意されています。
また、各エリアにはバリアフリートイレ、おむつ替えスペースが完備されています。
施設も新しいので、清潔で快適な環境です。
疲れても大丈夫!無料のシャトルバスが運行
エリア間の移動には、無料のシャトルバスが運行しています。歩き疲れてしまった時や時間がない時でも、次のエリアに移動できるので便利です。
ベビーカーはすぐに畳めるようにしておくと、スムーズに乗車することができます。
「ジブリパーク」を最大限に楽しむ!わが家のすすめ
わが家が実際に行ってみて、最大限に楽しむために実践した、いくつかのポイントをご紹介しますね。
親子で「ジブリアニメ」の予習を
パークを訪れる前に、ジブリ作品を見直しておくのがおすすめです。
金曜ロードショーなどで再放送される機会も多いので、親子で一緒に楽しんでいるご家庭も多いのではないでしょうか。
特に、ジブリパークの各エリアのモチーフとなっている作品を見ておくと、パークで大興奮すること間違いなし。
わが家の子どもたちが何度も見ているのは、「となりのトトロ」「崖の上のポニョ」「ハウルの動く城」「天空の城ラピュタ」「魔女の宅急便」「千と千尋の神隠し」「猫の恩返し」です。
ぜひ親子で予習して行きましょう!
公式HPから「大さんぽのしおり」を用意して行く
ジブリパークの公式ウェブサイトには、「大さんぽのしおり」という子どものお出かけの気分を盛り上げる便利なガイドマップが用意されています。
事前にダウンロードして印刷しておけば、当日どこに何があるのかを把握しやすいです。
白黒で印刷をして「ぬりえ」を楽しむのもおすすめです。
親子で予習する楽しい時間になります!
遊びに行く時期は「春or秋」が快適
ジブリパークは屋外を歩く時間が長いため、気候の良い春か秋が特におすすめです。
特に春先の新緑の季節や、秋の紅葉の季節は、パークの景色も一層美しく、散策をより一層楽しめます。
わが家は以前8月の夏休みに行きましたが、後半は暑さと疲れで全エリア回り切ることができなかったんです。
そのため、次に訪れるなら絶対夏以外にしたいと思っています。快適な気候の中で、心ゆくまでジブリの世界を満喫してくださいね。
子どもの年齢により「ベビーカー」必須
広大な敷地内にあるので、エリア間の移動はベビーカー必須です。
わが家は下の子2歳5ヶ月•上の子5歳で訪れたのですが、ベビーカーと抱っこ補助ベルトを併用してちょうどよかったです。
パーク内には、ジブリのキャラクターがあちこちにあるので、散策も楽しいのでおすすめ。
歩きたい時は子どもが自分で歩き、疲れたら抱っこorベビーカーでした。
また、眠くなったらベビーカーで寝られるので、ベビーカーがあるとかなり楽だと感じました。
「ジブリの大倉庫」は必ず行こう
どのエリアも魅力的ですが、特に「ジブリの大倉庫」は必見です。
子どもが小さい場合、「ジブリの大倉庫」だけでも十分楽しめるほどおすすめ。
特に子どもが楽しめたのは、「ジブリのなりきり名場面展」、「映像展示室オリヲン座」「ネコバスルーム」「子どもの街」です。
「ジブリのなりきり名場面展」では、各スポットで写真を撮ることができるので親子で楽しむことができます。大人の方が大興奮間違いなし。
「映像展示室オリヲン座」では短辺映画を見ることができます。わが家は「毛虫のボロ」を見ました。10分前後と短いので、小さなお子さんも映画館デビューにはちょうど良い長さで釘付けになること間違いなし。
「ネコバスルーム」「子どもの街」は、名前の通り公園のように楽しむことができるスポットです。
わが子たちは、声をかけなければずっと遊び続けることができたと思います。
「ジブリの大倉庫」には、ジブリの作品の魅力がギュッと詰まっており、雨の日でも楽しむことができるので、訪れる際には必ずチケットを手に入れることをおすすめします。
まとめ
ジブリパークは、ジブリ作品の世界を心ゆくまで堪能できる、唯一無二の場所です。
アトラクションで遊ぶというよりは、作品の世界観に浸り、ゆったりと散策を楽しむ場所なので、時間をかけてじっくりと回るのがおすすめです。
小さなお子さん連れでも安心して楽しめる設備が整っており、家族みんなで特別な思い出を作ることができるでしょう。
ぜひ、ジブリパークで、あなただけの「贅沢な散歩」を楽しんでみてください。
施設情報
営業時間 | 平日10:00~17:00 土•日•祝日9:00~17:00 夜間営業日9:00~20:00 |
休園日 | 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日) |
所在地 | 〒480-1342 長久手市茨ケ廻間乙1533-1(愛・地球博記念公園内) |
電話番号 | 0570-08-9154 |
チケット(3歳以下は無料) ※予約制 |
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設備 | おむつ替えスペース、授乳室、ベビーカー貸し出しあり |
アクセス
電車 | 愛知高速交通 東部丘陵線 「愛・地球博記念公園」駅下車すぐ |
バス | ・名古屋駅・名鉄バスセンター4階24番のりば 「愛・地球博記念公園(ジブリパーク)」行き ・中部国際空港第一ターミナル 「藤が丘」経由「愛・地球博記念公園(ジブリパーク)」行き |
車 | 専用駐車場なし |
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