画像引用元:市場株式会社 公式ホームページ
折りたたみステップは、開くと踏み台、たためば厚さ数センチの板状になり、片手でも運べる子ども用ステップです。
洗面台やキッチンの、「あと10cm」は幼い子どもにとって大きな壁ですよね。
しかし、常設の踏み台は場所を取り、水回りでは邪魔になりがち。
そこでおすすめなのが、折りたたみステップです。
使うときにサッと開いて、終われば隙間に戻すだけ。
しかも、台を自分でセットする体験が「できた!」という達成感を育ててくれます。
ここからは、わが家で「あと10cm」の壁を解決した3つの折りたたみステップを、体験談とともにお伝えしますね。
押さえたいのは〈省スペース・安全・使いやすさ〉の3ポイント
折りたたみステップは、数千円から1万円超まで価格もデザインも幅広く、選ぶ楽しさにあふれています。
だからこそ、日常的に子どもが安全に使えるかどうかは別の視点で見極めが必要です。
①西松屋「折りたたみミニステップ」
画像引用元:西松屋オンラインストア 折りたたみミニステップ(アイボリー)
わが家では「朝の身支度ステップ」として洗面台専用に常備しています。
息子が「顔を洗いたい」と思ったときは、自分でステップを取り出し、使い終わったら片付けるところまで任せています。
その一連の流れが「ぼくがやったんだよ!」という達成感を育んでいるようです。
日常使いの入り口として、手に取りたい一台と言えるでしょう。
<商品仕様>
項目 | スペック |
---|---|
最上段の高さ | 20cm |
折りたたみ時の厚さ | 3cm |
重さ | 0.85kg |
耐荷重 | 約80kg |
主素材 | ポリプロピレン |
安全設計 | 自重ロック 底面すべり止め |
②Kids Folding Step -carrie-
画像引用元:市場株式会社 Kids Folding Step -carrie-
わが家ではリビングで絵本棚の上段を取るときに活躍中。
食事中はサイドスツールとしても使っています。
息子は「ぼくのステップ」として愛着を持ち、必要な場面で運んで使うようになりました。
インテリア性と機動力を両立させたい家庭にぴったりの一台です。
<商品仕様>
項目 | スペック |
---|---|
最上段の高さ | 33cm |
折りたたみ時の厚さ | 7.5cm |
重さ | 約2.2kg |
耐荷重 | 約25kg |
主素材 | ラバーウッド |
安全設計 | ヒンジ内蔵 丸角仕上げ |
※ヒンジ=折りたたみ部分を支える蝶番(ちょうつがい)のこと
市場株式会社 Kids Folding Step -carrie-参照
③iFam「折りたたみ式3段ステップ&スツール」
画像引用元:Dori Dori公式ホームページ 折りたたみ式3段ステップ&スツール | iFam(アイファム)
iFamの折りたたみ式3段ステップ&スツールは、週末におばあちゃんの家へ持参する遠征用に購入しました。
3段+手すりで吊戸棚まで届き、滑り止め付きで母も安心です。
たためば自立して、約3.6kg と軽いので息子ひとりで運搬から片付けまで完了。
ふだんよりも高い位置でのお手伝いが増え、母と息子のコミュニケーションが自然に深まっています。
<商品仕様>
項目 | スペック |
---|---|
段数 | 3段 |
本体の高さ | 70cm(手すり先端) |
重さ | 約3.6kg |
耐荷重 | 70kg |
折りたたみ | 自立収納可 |
主素材 | HDPE・シリコン・TPR・ABS |
安全設計 | 格子構造 + 6ヵ所ノンスリップシリコン |
「あと10cm」をどう解決?3タイプ比較
3つのステップを並べてみると、重視するポイント次第でどのタイプがいいか迷いますね。
ここからは〈薄さ・高さ・デザイン・安全〉の4点で特徴を振り返り、選び方のヒントをお伝えします。
西松屋|薄くて軽い
たためば厚さ3cmになるスリム仕様。
洗面台横のすき間収納はもちろん、週末のお出かけバッグにも入るので、旅行先で「ステップが無い!」と慌てずに済む、持ち運べるステップとして活躍します。
carrie|映える北欧木製
天然ラバーウッドの2段構造で最上段33cm。
ヒンジが内側に隠れ、指が届きにくい安心設計です。
撮影用プチステージとして子どもの作品や季節の花を置けば、スマホでパチリと映える背景づくりまでできちゃいます。
iFam|高さと安定感
手すり一体型で70cmの高さがありますが、6ヵ所に滑り止めがあります。
折りたためば自立し、出先にもラクに持参できます。
さらに玄関先のベンチ代わりにもなるので、靴ひも結びや長靴の脱ぎ履きがスムーズにできます。
屋外の小さな腰掛けとしても頼りになる一台です。
わが家のイチオシは② Kids Folding Step -carrie-
画像引用元:市場株式会社 Kids Folding Step -carrie-
このステップを推す最大の理由は、子どもが自分で運べるほどの軽さにあります。
さらにリビングに出しっぱなしにしても映えるデザインで、相反しがちな二つの条件を見事に両立しています。
天然木の温もりがあるから、写真に写り込んでも生活感を感じさせません。
子どもが自分の意思でステップを持ち歩くたびに「じぶんでできた!」の達成感が育ち、親は「片付けてくれて助かった」と小さな時短を実感できています。
機能性とインテリアの垣根を軽やかに越えるアイテムです。
ここからはcarrieが選ばれる決め手を〈軽さ〉〈安全〉〈インテリア性〉の3つの視点で掘り下げていきます。
子どもでも運べる軽さ
食事前の手洗いタイムになると、3歳の息子が冷蔵庫横のすき間からcarrieを出してきます。
約2.2kgだから片手でも楽に運べます。
使い終わったらたたんで同じ場所へ戻すまで、わずか1分です。
指を挟みにくい安心設計
ヒンジは踏み板の内側に隠れ、角も大きく丸いので指が届きません。
使い始めは私が横で見守りましたが、数回で息子が「ここは触らない!」と覚え、今では落ち着いて使いこなしています。
インテリアにもなじむ北欧デザイン
日中はリビングでサイドスツールとして使っています。
木目とくすみカラーが部屋に溶け込み、来客時も子ども用品に見えないのが嬉しいポイントです。
まとめ
折りたたみステップは、暮らしの動線と「どうしたいか」の優先順位で選択肢が変わります。
薄さ優先なら西松屋、見映えと機能性を両立したいならcarrie、高いところまで任せたいならiFamと、それぞれのメリットがあります。
わが家に合ったステップを迎え「あと10cm」の壁をクリアし、子どもの「できた!」を毎日の習慣にしていきましょう。
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